YouTubeって稼げるの?
2021年の年収ランキング1位は23歳の青年で、年収5400万ドル(約62億円)らしいわよ。ビックリだよね!
よく聞かれる質問ですが、結論からいうと YouTubeは稼げます。
トップユーチューバーの年収62億円は破格ですが、日本のユーチューバーでもトップクラスの方は数億円(再生回数による概算)の年収があると言われています。専業ユーチューバーの平均年収は約433万円だそうで、会社員の年収と比べても劣ることなく、十分な収入ではないでしょうか。
こんな記事を見てしまうと、「ユーチューバーになれば、会社を辞めても食べていけるかもしれない」と思ってしましますよね。わたしも、そう思ったひとりです。
- YouTubeは稼げるか?
- 会社員でもユーチューバーになれるのか?
ど素人で会社員のわたしが、ユーチューバーに挑戦した感想をお伝えします。
ユーチューバーを目指してやってみたこと
動画など作ったことがないど素人だったので、とにかく「1日1本!動画100本ノック」を始めてみました。右も左もわからないところから始めたのですが、毎日毎日、100本続けて動画を作ってアップしていると、なにが良くてなにが悪いか、少しずつですがわかってきました。
動画を毎日アップし続けていましたが、50本を過ぎたころ「無意味な動画をいくらアップしても意味がない」ということに気づくきました。
しんどいことも多かったけど気づきも多く仲間も増え、ある程度の副収入もいただけるようになっているので、「YouTube1日1本100本ノック」を続けたことは無駄ではなかったと思っています。
会社員ユーチューバーで稼げたか?
約3ヵ月、メチャクチャしんどい思いをして100本の動画をアップしました…が、正直1円も稼げませんでした。
YouTubeで収入を得る条件は、最低限の2つの条件をクリアする必要があります。
- チャンネル登録者数 1000人以上
- 直近1年間の総再生時間が4000時間
会社員でど素人のわたしが、3ヵ月100動画アップした程度では、この条件をクリアするのは無理でした。登録してくれたのはわずか49人…。ただやみくもに動画を作ってアップしただけでクリアできるくらいなら、だれも苦労しませんよね。
もちろん会社員でもユーチューバーとして稼いでいる人が多くいますが、すごく考えて運用されている方々ばかりです。わたしのように、何も考えず思い付きだけでYouTubeを始めても稼げません。
ユーチューバーになるのは簡単ではない!
というのが、YouTubeに挑戦した結果の結論です。
ユーチューバーじゃない私がYouTubeで稼いだ方法
ユーチューバーになる夢が破れた私…。なのですが、YouTubeを始めたことで、副業のお仕事をいただけました。収入にならなかった仕事もあるのですが、どんな仕事をいただけたか紹介するので、ぜひ参考にしてください。
YouTube活用セミナー開催!
取引のある会社の社長に、YouTubeを始めたことをお話すると「セミナーをやってみないか」とお誘いいただきました。セミナー会場は会議室を貸していただけるとのことで、集客の応援もしていだけるとのことでした。
無償のセミナーとなりますが、せっかくいただけたチャンスなので、快くお引き受けることにしました。
「YouTubeを企業で活用する方法」と題したセミナーを2度開催しましたが、各回10人程度と盛況で、YouTubeの企業利用に興味がある方もたくさんいることに気付かされました。初心者の私にとっても良い経験でした。
企業向けYouTube活用コンサル
このお仕事が、私が始めていただいたYouTubeのお仕事で、初収入の案件になりました!
YouTubeセミナーを開催させていだいた会社の社長から、「ホームページのリニューアルを考えているので、動画を教えてほしい」と依頼を受け、3カ月の動画コンサルを行うことになりました。
コンサル内容は、
- 月1回2時間のグループセミナー
- YouTubeチャンネルの開設
- サンプル動画1本
小さなお仕事でしたが、ど素人会社員のわたしが動画を学び始めて5か月目で、YouTube関連のお仕事がゲットできるようになりました。受注できたのが嬉しくて、その時のことを今でもはっきり覚えています。
YouTube初心者向け個別コンサル
YouTube初心者の方は、どこから始めればよいかが分からないものです。ど素人のわたしが始めたことや、苦労したことをそのままお伝えして、悩みを聞いて解決してあげるだけで、とても感謝されます。
「YouTubeを始めるから教えて」と、数名の方から相談を受けることが多かったので、個別で教える機会をいただきました。会社勤めをしているので、同時に何名もお受けできませんが、指導料をいただいてお教えしています。
教材系出版社の改訂版発行コンサル
教材系の出版物を発行している出版社様から、「出版物にCDをつけていたがネット動画に切り替えられないか?」とご相談を受けました。
よく使う手法ですが、書籍にQRコードを印刷して、スマホで読み込むとネット動画が流れるようにご提案しました。知っている人には簡単なことですが、知らない人にとっては「どうすれば良いか途方に暮れる」課題です。
YouTubeで学んだことを応用すれば、どんな相談でも知恵と知識をお金に交換できることを知りました。コンサル料はもちろんいただきましたが、書籍の最後のページに名前が載るというご褒美までいただきました。
商品動画の撮影と編集
コンサル先の会社から、動画撮影と動画編集のお仕事をいただいています。「自分たちで作れるが、忙しくて作れない」ということで、商品動画作成をお受けしています。
結論 会社員でもYouTubeは稼げる!
YouTubeは無料で使えることもあり、企業も積極的に活用し始めています。今後、企業から動画やYouTubeに関係するお仕事が増えてくると予想されます。
また、小学生に人気のユーチューバーという職業を目指す、若い人も増えてくることでしょう。
スポーツがプロスポーツ選手だけでなくアマチュアスポーツが盛んになっているように、YouTubeもユーチューバーだけでなくYouTubeを趣味で楽しむ人が増えてくることは容易に想像できますよね。
アマチュアスポーツは、スポーツクラブで学んだり、スポーツ道具を提供する人が必要です。YouTubeを楽しむ人が増えてくるにしたがって、YouTubeや動画編集を教えたり、シナリオや音楽などを提供する人が必要になってきます。
会社員でも、ユーチューバーにならなくても、
YouTubeで稼げます!
自分の得意を提供すればいいのです。YouTubeは、自分の得意で稼げるお仕事なのです!